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2004年7月23日 (金)

世界銀行のコーヒーマーケットレポート


ちょっと気になって世界銀行のレポートがあるか探しにいってみた。「貧困のない世界を目指して」をスローガンに低開発国の援助を行う国際組織だが、コーヒー生産国のほとんどが、援助対象国とだぶるのでレポートがあるはずと思ったのである。日本語サイトの「世銀とは」はなぜか画像リンクが切れていて、どうしたのって感じだが、英文サイト(本部)はしっかりとしている。かつては援助対象国でいまやスポンサー国の日本はどうも特別な存在のようだ。
 さてコーヒーのレポートがみつかった。PDFで149ページもある大作で、しかも今年の3月に発行されたものでデータの新しい。
タイトルはCoffee Markets: New Paradigms in Global Supply and Demand

コーヒーの価格下落が如何に影響の大きなことであるか図表を眺めているだけでわかる気がする。現代は経済システムおよび情報システムが進んでいるので、そ れによって戦争はおこならないが、かつては紅茶やコーヒーが戦争の原因になったのだろう。たかがコーヒーされどコーヒーなのである。
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2004年7月21日 (水)

ネスレとインスタントコーヒーの話

インスタントコーヒーの発明者はアメリカ在住の加藤某博士だったらしい。1901年にパンアメリカン博覧会にソルブルコーヒーとして発表している。
一方1920年代ブラジルではコーヒー豆の大豊作で農民が困窮、余剰豆の活用をブラジル政府がスイスのネスレ社に開発を依頼。ネスカフェが1938年に「ネスカフェ」として発売する。
日本では1950年代に輸入され1960年代に普及する。
インスタントコーヒーもまた農産物の大豊作による価格暴落という経済メカニズムの中で生まれたのだ。
詳細はウィキペディアのインスタントコーヒーを参照してください。
ついでにみんなで作る百科事典ウィキペディアについてはここをみてください。
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2004年7月20日 (火)

自家焙煎

自珈亭からネットで中国・雲南省の思茅(simon)という豆を生で買った。ついでに「いるいる」という陶器製の焙煎器も購入し、自家焙煎に挑戦している。腕の方はまだまだだが、思ったより簡単で夜な夜なトレーニング中である。ガス台の前で約10分間、右手で焙煎器を持ってひたすら揺らす。香りと色と煙とぱちっという「はぜ」音を頼りに焙煎の深さを決める。
 さてasahi.comに『「環境印」コーヒー続々』という記事が載った。全日本コーヒー協会の海外情報にある「オーガニックコーヒーへの報酬と落とし穴」を 読むとコーヒー生産国がコーヒーの生産過剰による価格下落に苦しんだ結果が「オーガニック」や「持続可能な生産=エコ」という形の付加価値をつけたコー ヒーとなって市場に出てくる事情がよくわかる。こちらを読む限り、コーヒーには朝日新聞の記事よりももっと複雑な事情が絡んでいるようだ。さらに今年の生産予測などを見ていくと、日ごろ飲んでいるコーヒーの裏側が見えてくる気がする。しばらくの間価格下落の張本人とされてきた世界第二位の生産国ベトナムが今年は減産予測となっている。カシューナッツや豆類・コーンへの転換が進んでいるようだ。
 最近日経ビジネス人文庫の『ゲーム理論で勝つ経営』(アダム・ブランデンバーガー&バリー・ネイルバフ著)という本を読んだ。このコーヒーの生産国の駆け引きはまさにゲーム理論の格好の教科書になりそうである。
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